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東京株式(大引け)=340円高と大幅反発、半導体関連株など買われる

 9日の東京株式市場で日経平均株価は大幅反発。半導体関連など主力株が買われ、全体相場を押し上げた。

 大引けの日経平均株価は前日比340円42銭高の3万9277円96銭。プライム市場の売買高概算は15億8338万株。売買代金概算は3兆6430億円となった。値上がり銘柄数は886と全体の約54%、値下がり銘柄数は720、変わらずは39銘柄だった。

 前日の米株式市場でハイテク株が買われ、NYダウが126ドル高と上昇した。特に、エヌビディア<NVDA>などの半導体株が人気となった。これを受けた東京市場も堅調にスタートし、日経平均株価の上昇幅は一時500円を超え3万9400円台まで値を上げた。為替相場が1ドル=148円台半ばへ円安が進んだことも好感された。前引けにかけ上昇幅が縮小する場面もあったものの、後場に入り再び買い直された。半導体関連株が上昇した一方、石油関連株などが軟調だった。

 個別銘柄では、レーザーテック<6920>やディスコ<6146>、東京エレクトロン<8035>が高く、アドバンテスト<6857>が上場来高値を更新した。三菱重工業<7011>や川崎重工業<7012>が買われ、ソフトバンクグループ<9984>やファーストリテイリング<9983>がしっかり。セブン&アイ・ホールディングス<3382>が値を上げ、フジクラ<5803>が堅調だった。

 半面、トヨタ自動車<7203>やホンダ<7267>が安く、三菱商事<8058>や三井物産<8031>が軟調。任天堂<7974>や三越伊勢丹ホールディングス<3099>が値を下げた。INPEX<1605>や出光興産<5019>が下落した。

出所:MINKABU PRESS

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