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日経平均VIは大幅に上昇、短期的な過熱感を意識


日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時5分現在、前日比+2.92(上昇率11.79%)の27.69と大幅に上昇している。なお、今日ここまでの高値は27.84、安値は25.58。

今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇して始まった。日経225先物は昨日は5日ぶりに反落したものの、先週18日から昨日までの上昇幅は1650円に上っており、短期的な過熱感が意識されている。こうした中、今日は取引開始後も日経225先物が上げ幅を拡大する展開となったことから、市場では高値警戒感が広がり、ボラティリティーの高まりを警戒するムードから、日経VIは昨日の水準を上回って推移している。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。

《SK》

 提供:フィスコ

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