サンフロンティア不動産---青森県六ヶ所村と「事業所開設に係る基本協定」を締結
サンフロンティア不動産<8934>は11日、連結子会社のサンフロンティアホテルマネジメントが青森県六ヶ所村での新たなホテル開業に向けて、六ヶ所村と「事業所開設に係る基本協定」を締結したと発表。
事業所(ホテル)開設について、地元住民との協調および環境保全に最大限の努力を払いつつ、事業所開設の早期実現と開設後における事業所の円滑な運営を図ることを目的としている。
主な内容は、(1)事業所を開設する場所を六ヶ所村内とし、地元出身者の優先的な雇用に努めること、 (2)従業員の雇用条件の改善及び向上に努めること、(3)公害の発生の防止と周辺環境の保全に努めること、(4)六ヶ所村は、事業所の早期開設及び円滑な運営が図られるよう、人材確保、許認可の取得、優遇措置など可能な範囲で協力すること、としている。
青森県六ヶ所村では、多様なエネルギー関連施設や大規模なデータセンターの建設など、各施設への出張者向けの宿泊需要が高まる中、宿泊施設の不足が課題となっていた。また、六ヶ所村は、下北半島の玄関口として日帰り旅行にも便利な場所に位置する。
同社では、こうした地域の課題解決ならびに観光拠点としての需要が見込めると判断し、六ヶ所村の中心エリアに、今回「(仮称)たびのホテル六ヶ所村」を開業するに至った。
なお、青森県での開発・運営は、サンフロンティアグループにおいて初となり、ホテルの開業は2026年夏頃を予定している。
《AK》
提供:フィスコ