話題株ピックアップ【夕刊】(3):バードマン、GFA、PLANT
■Birdman <7063> 595円 +81 円 (+15.8%) 一時ストップ高 本日終値
Birdman<7063>が急反発。3日の取引終了後に代表取締役社長の交代人事を発表した。業績悪化を受けて伊達晃洋氏が社長を退任し、クリエイティブ事業やエンターテインメント事業を手掛けるミューン(大阪市中央区)代表取締役である嶋津宗成氏が社長に就任する予定。また、新たに顧問で海帆<3133>取締役の吉川元宏氏、海帆取締役会長の国松晃氏、同取締役管理本部長の水谷準一氏、弁護士法人C-LiA代表社員の刈谷龍太氏が取締役に就任する予定で、再生への期待感から買われたようだ。
■GFA <8783> 284円 +15 円 (+5.6%) 本日終値
GFA<8783>が大幅続伸。3日の取引終了後、戦略的業務連携を推進している再生医療ベンチャーのルミライズ(東京都千代田区)が、国内における脱分化脂肪細胞の新たな製法に関する特許出願を実施したと発表しており、好材料視された。今回特許申請した発明「哺乳動物由来の脱分化脂肪細胞から神経細胞を製造する方法」は、ルミライズが開発した遺伝子導入フリーのヒト体細胞の神経リプログラミングシステムに関するもので、現在有効な治療法がない脳梗塞(慢性脳梗塞を含む)や脊椎損傷、パーキンソン病などの中枢神経系の疾患や障害に対する有効な治療法となることが期待されている。GFAではルミライズの特許申請を受けて、資本・業務提携を検討していくうえで、ルミライズの再生医療開発における将来的な事業の蓋然性を高くするものであるとしており、具体的な協業に関しては詳細が決まり次第開示するとしている。
■PLANT <7646> 1,738円 +43 円 (+2.5%) 本日終値
PLANT<7646>は10連騰。同社は北陸地盤に大型ディスカウントストアを展開。7月下旬に発表した第3四半期累計(23年9月21日~24年6月20日)決算は売上高が前年同期比2.3%増の732億3800万円、営業利益が同44.6%増の17億3200万円だった。営業利益ベースで通期計画(20億円)に対する進捗は良好だ。決算と同時に自社株買いの実施も明らかにした。株価は決算や自社株買いを評価する流れとはならず、8月上旬の全体暴落局面のなか下落を余儀なくされたが、その後は切り返しの動きを鮮明としている。
■AeroEdge <7409> 1,883円 -225 円 (-10.7%) 本日終値
AeroEdge<7409>は10日続落。同社は航空機エンジン部品などの製造・販売やエンジニアリングサービスの提供を手掛ける。先月14日に発表した25年6月期単独業績予想は営業利益が前期比29.1%減の5億円と、最高益だった前期から一転大幅減益となる見通しを示した。売上高は増加を見込むものの、新規案件や新材料開発の強化に伴う費用が先行するという。株価は8月の全体暴落局面でツレ安した後、戻り歩調にあったものの足もと再び下落に転換。きょうは大幅安で8月5日安値(1971円)を下回り、約1カ月ぶりに上場来安値を更新した。
■TOKYO BASE <3415> 244円 -14 円 (-5.4%) 本日終値
TOKYO BASE<3415>は安い。3日取引終了後、8月度の月次売り上げ速報を発表。既存店売上高(実店舗・EC合計)は前年同月比5.2%減と4カ月連続で前年を下回った。猛暑の影響で秋物の出足が鈍ったことが響いた。これが売り材料視された。
■ナルミヤ <9275> 1,255円 -16 円 (-1.3%) 本日終値
ナルミヤ・インターナショナル<9275>は反落。3日の取引終了後に発表した8月度の月次売上概況で、既存店売上高が前年同月比2.9%減と2カ月連続で前年実績を下回ったことが嫌気された。引き続き浴衣、甚平などのオケージョン(行事)商品の売り上げが伸びたが、猛暑の影響により子どもの外出を控える傾向が続き、実店舗への客足が伸びなかった。また、台風により営業を行えなかった地域や日にちがあった影響もあり、百貨店、SCともに前年の売り上げに届かなかった。なお、猛暑や台風の影響を比較的受けにくいEコマースは前年を上回った。
■アイモバイル <6535> 470円 -2 円 (-0.4%) 本日終値
アイモバイル<6535>は朝安後に一時プラスに転じた。同社は4日、リアルタイムSNSアプリ「BeReal」の日本における広告販売に関するパートナーシップを国内事業者として初めて締結したと発表。これを好感した買いが株価を押し上げたようだ。同アプリは2020年にフランスで生まれたSNSアプリで、ユーザーは1日1回、ランダムな時間に通知を受け取り、2分以内にカメラで撮影した写真を投稿する。月間アクティブユーザー数は今年1月時点で2300万人に達し、Z世代からの人気を集めているという。アイモバイルは既存のサービスとあわせて多角的なSNSマーケティング施策の提案につなげ、顧客の多様なニーズに応じていく。
●ストップ高銘柄
T.S.I <7362> 1,760円 +300 円 (+20.6%) ストップ高 本日終値
ビーマップ <4316> 529円 +80 円 (+17.8%) ストップ高 本日終値
以上、2銘柄
●ストップ安銘柄
なし
株探ニュース
Birdman<7063>が急反発。3日の取引終了後に代表取締役社長の交代人事を発表した。業績悪化を受けて伊達晃洋氏が社長を退任し、クリエイティブ事業やエンターテインメント事業を手掛けるミューン(大阪市中央区)代表取締役である嶋津宗成氏が社長に就任する予定。また、新たに顧問で海帆<3133>取締役の吉川元宏氏、海帆取締役会長の国松晃氏、同取締役管理本部長の水谷準一氏、弁護士法人C-LiA代表社員の刈谷龍太氏が取締役に就任する予定で、再生への期待感から買われたようだ。
■GFA <8783> 284円 +15 円 (+5.6%) 本日終値
GFA<8783>が大幅続伸。3日の取引終了後、戦略的業務連携を推進している再生医療ベンチャーのルミライズ(東京都千代田区)が、国内における脱分化脂肪細胞の新たな製法に関する特許出願を実施したと発表しており、好材料視された。今回特許申請した発明「哺乳動物由来の脱分化脂肪細胞から神経細胞を製造する方法」は、ルミライズが開発した遺伝子導入フリーのヒト体細胞の神経リプログラミングシステムに関するもので、現在有効な治療法がない脳梗塞(慢性脳梗塞を含む)や脊椎損傷、パーキンソン病などの中枢神経系の疾患や障害に対する有効な治療法となることが期待されている。GFAではルミライズの特許申請を受けて、資本・業務提携を検討していくうえで、ルミライズの再生医療開発における将来的な事業の蓋然性を高くするものであるとしており、具体的な協業に関しては詳細が決まり次第開示するとしている。
■PLANT <7646> 1,738円 +43 円 (+2.5%) 本日終値
PLANT<7646>は10連騰。同社は北陸地盤に大型ディスカウントストアを展開。7月下旬に発表した第3四半期累計(23年9月21日~24年6月20日)決算は売上高が前年同期比2.3%増の732億3800万円、営業利益が同44.6%増の17億3200万円だった。営業利益ベースで通期計画(20億円)に対する進捗は良好だ。決算と同時に自社株買いの実施も明らかにした。株価は決算や自社株買いを評価する流れとはならず、8月上旬の全体暴落局面のなか下落を余儀なくされたが、その後は切り返しの動きを鮮明としている。
■AeroEdge <7409> 1,883円 -225 円 (-10.7%) 本日終値
AeroEdge<7409>は10日続落。同社は航空機エンジン部品などの製造・販売やエンジニアリングサービスの提供を手掛ける。先月14日に発表した25年6月期単独業績予想は営業利益が前期比29.1%減の5億円と、最高益だった前期から一転大幅減益となる見通しを示した。売上高は増加を見込むものの、新規案件や新材料開発の強化に伴う費用が先行するという。株価は8月の全体暴落局面でツレ安した後、戻り歩調にあったものの足もと再び下落に転換。きょうは大幅安で8月5日安値(1971円)を下回り、約1カ月ぶりに上場来安値を更新した。
■TOKYO BASE <3415> 244円 -14 円 (-5.4%) 本日終値
TOKYO BASE<3415>は安い。3日取引終了後、8月度の月次売り上げ速報を発表。既存店売上高(実店舗・EC合計)は前年同月比5.2%減と4カ月連続で前年を下回った。猛暑の影響で秋物の出足が鈍ったことが響いた。これが売り材料視された。
■ナルミヤ <9275> 1,255円 -16 円 (-1.3%) 本日終値
ナルミヤ・インターナショナル<9275>は反落。3日の取引終了後に発表した8月度の月次売上概況で、既存店売上高が前年同月比2.9%減と2カ月連続で前年実績を下回ったことが嫌気された。引き続き浴衣、甚平などのオケージョン(行事)商品の売り上げが伸びたが、猛暑の影響により子どもの外出を控える傾向が続き、実店舗への客足が伸びなかった。また、台風により営業を行えなかった地域や日にちがあった影響もあり、百貨店、SCともに前年の売り上げに届かなかった。なお、猛暑や台風の影響を比較的受けにくいEコマースは前年を上回った。
■アイモバイル <6535> 470円 -2 円 (-0.4%) 本日終値
アイモバイル<6535>は朝安後に一時プラスに転じた。同社は4日、リアルタイムSNSアプリ「BeReal」の日本における広告販売に関するパートナーシップを国内事業者として初めて締結したと発表。これを好感した買いが株価を押し上げたようだ。同アプリは2020年にフランスで生まれたSNSアプリで、ユーザーは1日1回、ランダムな時間に通知を受け取り、2分以内にカメラで撮影した写真を投稿する。月間アクティブユーザー数は今年1月時点で2300万人に達し、Z世代からの人気を集めているという。アイモバイルは既存のサービスとあわせて多角的なSNSマーケティング施策の提案につなげ、顧客の多様なニーズに応じていく。
●ストップ高銘柄
T.S.I <7362> 1,760円 +300 円 (+20.6%) ストップ高 本日終値
ビーマップ <4316> 529円 +80 円 (+17.8%) ストップ高 本日終値
以上、2銘柄
●ストップ安銘柄
なし
株探ニュース