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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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4060 rakumo

東証G
929円
前日比
-36
-3.73%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
22.2 3.52 0.65 120
時価総額 53.7億円
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rakumo Research Memo(4):2024年12月期第2四半期は増収増益。値上げ効果もKPI指標は悪化


■rakumo<4060>の業績動向

1. 2024年12月期第2四半期の業績概要
2024年12月期第2四半期の連結業績は、売上高が前年同期比16.8%増の697百万円、営業利益が同16.1%増の171百万円、経常利益が同15.7%増の166百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同10.9%増の108百万円となった。営業利益率は24.5%となり前年同期比で0.1%の低下となったが、のれん償却費(PPAによる取得原価配分後の各種償却費を含む)の増加が22百万円あることから、この影響を除いたEBITAマージンは前第2四半期の25.3%から28.3%へと拡大しており、値上げ効果が徐々に表れていることが分かる。しかし主要なKPIであるSaaSサービスにおけるユニークユーザー(UU)数は2024年6月末に57.1万人へと前四半期比で0.8万人と、減少へ転じた。顧客社数も2024年6月末に2,468社へと、若干減少へ転じた。解約率については、2023年12月末で0.57%と過去最低の解約率を更新していたが、2024年6月末に1.35%へと大きく上昇した。業績進捗自体は順調であったと評価できるものの、これまで四半期ベースでも好調を続けてきた同社KPI指標が軒並み悪化へ転じた。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 永岡宏樹)

《HN》

 提供:フィスコ

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