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日経平均VIは上昇、株価底堅く警戒感の広がりは限定的に


日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時10分現在、前日比+0.33(上昇率1.47%)の22.80と上昇している。なお、今日ここまでの高値は23.61、安値は21.54。

昨日の米株式市場で主要指数が下落し、また、好決算を発表した米エヌビディア株が時間外取引で下落したことなどを受け、今日の東京市場は売りが先行し、日経225先物は下落、日経VIは上昇して始まった。その後、取引開始後の売り一巡後は日経225先物は下値の堅い展開となったことから、ボラティリティーの高まりを警戒するムードは朝方に比べ限定的となり、日経VIは低下に転じる場面もみられる。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。

《SK》

 提供:フィスコ

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