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東京株式(大引け)=674円安、円高嫌気し後場に値を崩す

 19日の東京株式市場は前場は売り買い交錯の状況だったが、後場に入り急速に値を崩し、一時700円を超える下落をみせる場面もあった。

 大引けの日経平均株価は前営業日比674円05銭安の3万7388円62銭と6日ぶり大幅反落。プライム市場の売買高概算は17億1772万株、売買代金概算は4兆1613億円。値上がり銘柄数は252、対して値下がり銘柄数は1373、変わらずは21銘柄だった。

 きょうの東京市場は朝方から売り物に押されがちで、日経平均は上昇一服となったが、後場に入って下げが加速した。前週末の米国株市場では景気敏感株やハイテク株などに根強い買いが続き、NYダウは4連騰、ナスダック総合株価指数も小幅ながら7連騰と強調展開を継続した。ただ、為替が前日から円高方向に振れており、東京市場ではこれが利食いを誘発する形に。更に後場は為替が一段と円高方向に振れたことなどを背景に、先物主導による裁定解消売りが噴出し、急速に下値を探る展開を余儀なくされた。市場では過去の米雇用統計が下方改定されるとの思惑が売りを誘導したとの見方もある。個別銘柄を見ても値下がり銘柄数は後場に急増し、プライム市場全体の83%の銘柄が下落した。一方、売買代金は4兆1000億円台で8月に入ってからは最低水準となっている。

 個別では、ディスコ<6146>が大きく売られ、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>なども安い。トヨタ自動車<7203>も売りに押された。三菱重工業<7011>も軟調。リクルートホールディングス<6098>が下落、三井物産<8031>も安い。シンフォニア テクノロジー<6507>、アイスタイル<3660>が急落、保土谷化学工業<4112>も下げも目立つ。野村マイクロ・サイエンス<6254>も大幅安。

 半面、売買代金トップのレーザーテック<6920>が小幅ながらプラス圏を維持、日本郵船<9101>も頑強な値動きをみせた。材料の出たセブン&アイ・ホールディングス<3382>はストップ高で買い物を残した。つれてセブン銀行<8410>も値を飛ばした。ネットプロテクションズホールディングス<7383>が大幅高、TREホールディングス<9247>が急伸。このほか、住友ファーマ<4506>、ペプチドリーム<4587>などバイオ関連の上昇が目を引く。

出所:MINKABU PRESS

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