RS Technologies---2Qは2ケタ増収・増益、ウェーハ再生事業が順調に推移
RS Technologies<3445>は9日、2024年12月期第2四半期(24年1月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比15.1%増の300.68億円、営業利益が同4.9%減の60.82億円、経常利益が同2.0%増の78.96億円、親会社株主に帰属する中間純利益が同3.0%増の38.33億円となった。
ウェーハ再生事業の外部顧客への売上高は前年同期比14.1%増の110.35億円、セグメント利益(営業利益)は同17.4%増の42.32億円となった。需要を見極めたタイムリーな投資を実施し、シェアの拡大に努めてきた。これらの活動等の結果、前期から引き続き国内外再生市場の需要が堅調に推移したこと及び増産設備投資の寄与により、増収増益となった。
プライムシリコンウェーハ製造販売事業の外部顧客への売上高は同0.1%減の95.81億円、セグメント利益(営業利益)は同15.4%減の22.06億円となった。前期から引き続き市場環境の変化等の影響により需要減となっているが、安定した生産及び市場を見極めた投資を実施してシェア拡大に努めてきた。
半導体関連装置・部材等の外部顧客への売上高は同37.7%増の94.08億円、セグメント利益(営業利益)は同25.4%減の4.54億円となった。新市場開拓のための営業活動強化やグループシナジーの活用による成長戦略を実施してきた。これらの活動等の結果、引き続き堅調な顧客需要を背景にした営業活動による成果や大口案件の消化により、増収減益となった。
その他の売上高は同15.2%増の0.43億円、セグメント利益(営業利益)は同21.4%増の0.22億円となった。その他においては、ソーラー事業及び技術コンサルティングの業績を示している。
《SO》
提供:フィスコ