アンジェス---公益財団法人群馬県健康づくり財団と群馬県における拡大新生児スクリーニング検査の契約を締結
アンジェス<4563>は31日、希少遺伝性疾患検査を主目的とした衛生検査所「アンジェスクリニカルリサーチラボラトリー(以下、ACRL)」が、早期診断・早期治療が極めて有効な希少遺伝性疾患の7疾患(ムコ多糖症I型、II型、IVA型、VI型、ポンぺ病、男児のみを対象とするファブリー病および副腎白質ジストロフィー)を対象として希望者に有償で行う拡大新生児スクリーニング検査に関し、公益財団法人「群馬県健康づくり財団」と契約を締結したことを発表した。受託開始は2024年8月1日。
ACRLは、2021年4月より一般社団法人「希少疾患の医療と研究を推進する会」から拡大新生児スクリーニング検査である「オプショナルスクリーニング」を受託している衛生検査所で、2022年に約1万件、2023年に約2万件の検査実施実績を持つ。
一方、公益財団法人「群馬県健康づくり財団」は、群馬県内の医療機関の新生児スクリーニング検査を担っており、今回の契約締結により、同県内の医療機関で出生した新生児は、全ての新生児に対し公費負担で実施されている先天性代謝異常等の検査(新生児マススクリーニング検査)に加え、これに含まれない7疾患に対する検査についても有償での受診が可能となる。
《SO》
提供:フィスコ