貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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2810 ハウス食品グループ本社

東証P
2,901.0円
前日比
-15.0
-0.51%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
20.5 0.93 1.65 8.47
時価総額 2,857億円
比較される銘柄
東洋水, 
日清食HD, 
味の素

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今週の「妙味株」一本釣り! ─ 壱番屋


●壱番屋 <7630>  【目標株価】1500円(2日終値1036円)

「財務良好で海外事業の拡大に期待」

 壱番屋 <7630> [東証P]はディフェンシブ性と成長性の両面を併せ持つ銘柄で、全体相場に連れる形で調整した際には買いに動きたい。カレー 専門店「CoCo壱番屋」を運営する同社は6月24日に25年2月期第1四半期(3-5月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比10.5%増の142億5300万円と2ケタの増収となったが、食材仕入れ価格や人件費・物流費などの増加が重荷となり、経常利益は同12.7%減の11億5500万円と落ち込んだ。

 その後、7月11日にメニューの価格改定を発表。ベースカレーなどの基本価格について平均で10.5%の値上げに踏み切ったほか、トッピングやサイドメニューの価格も引き上げた。「ココイチ」のファンは一定の規模で存在することを踏まえると、今後の収益面でのポジティブな効果が期待される。中国で不採算店舗の撤退を進めながらも、3~5月期の海外におけるCoCo壱番屋の売上高は約16%増と順調に拡大。海外事業が今後の成長の大きなドライバーとなることには変わりがなさそうだ。5月末時点で有利子負債はゼロと財務体質は良好で、株価の下値余地は乏しい。ハウス食品グループ本社 <2810> [東証P]の連結子会社であり、親子上場に対する市場の関心が高まった際には、関連銘柄として物色される展開も見込める。

 月次の既存店売上高は増収基調を維持している。値上げ実施後の8月以降の実績が良好な数字となった場合、株価は反転攻勢を強めそうだ。

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