理想科学の25年3月期は一転営業増益の見通し、4~6月期最終益66%増
理想科学工業<6413>は30日の取引終了後、25年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正した。今期の営業利益予想は7億円増額し56億円(前期比6.5%増)に引き上げた。営業利益は減益予想から一転、増益を計画する。
売上高予想は3億円増額して786億円(同5.4%増)、最終利益予想は6億円増額して43億円(同11.0%減)に見直した。想定為替レートを円安方向に見直したほか、4~6月期の業績や今後の事業環境を予想に反映した。同時に理想科学は、取得総数20万株(自己株式を除く発行済み株式総数の0.61%)、取得総額5億円を上限とする自社株買いの実施も発表した。
4~6月期の売上高は前年同期比15.8%増の194億4400万円、最終利益は同66.1%増の17億4000万円だった。印刷機器事業では本体製品の価格改定に伴う前倒し需要があったほか、円安も寄与した。
出所:MINKABU PRESS
売上高予想は3億円増額して786億円(同5.4%増)、最終利益予想は6億円増額して43億円(同11.0%減)に見直した。想定為替レートを円安方向に見直したほか、4~6月期の業績や今後の事業環境を予想に反映した。同時に理想科学は、取得総数20万株(自己株式を除く発行済み株式総数の0.61%)、取得総額5億円を上限とする自社株買いの実施も発表した。
4~6月期の売上高は前年同期比15.8%増の194億4400万円、最終利益は同66.1%増の17億4000万円だった。印刷機器事業では本体製品の価格改定に伴う前倒し需要があったほか、円安も寄与した。
出所:MINKABU PRESS