ヨコレイ---新潟県長岡市に「長岡物流センター(仮称)」を新設
ヨコレイ<2874>は26日、新潟県長岡市に「長岡物流センター(仮称)」を新設することを発表した。
同社は、食のインフラを支える企業として以前より北信越地区の営業冷蔵倉庫(収容能力)が少ない事、また能登半島地震を機に国内のBCPの観点からサプライチェーン強化も含め、日本海側初となる長岡物流センター(仮称)の新設を行う事とした。
建設予定地は、関越・北陸各高速自動車道を分岐する長岡ジャンクション最寄りの長岡インターチェンジまで10キロメートル以内、長岡北スマートインターチェンジまでは5キロメートル以内に位置し、且つ国道8号(長岡バイパス)へのアクセスも良好な交通の利便性の高い場所である。
同センターは、同社の営業エリア拡大及び将来の貨物構成の変化や自動化・効率化機器の導入等に柔軟に対応できる施設構成で、物流2024年問題解決にむけて物流集積地、配送網の変化に伴う貨物構成の急激な変化や、省力化、入居テナントへの対応等、施設運用段階で事業者の多様なハンドリングも対応可能にするユーティリティゾーンを広く完備すると共に、他センター同様BCP対策も万全を期した横浜冷凍の北信越地区の要となる。
工期は2024年7月~2026年夏(予定)、構造・規模鉄筋コンクリート造一部鉄骨造(地上3階)。敷地面積は21,250平方メートル、延床面積は21,869平方メートル、収容能力は27,272t(F級:23,641t、C級:1,174t、ユーティリティゾーン:2,457t) 。主な設備は高効率省エネ型自然冷媒冷凍機、陽圧デジカント空調システム、自然対流冷却設備、ジェネレーター連結システム、メカニカルボイド、EV自動車充電ステーション、カーゴナビゲーションシステム&電動式移動ラック他。竣工は2026年夏(予定)。
《SO》
提供:フィスコ