日経平均は273円安、寄り後はもみ合い
日経平均は273円安(9時10分現在)。今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の日経平均が800円を超す大幅高となったことから、目先的な戻り待ちの売りが出やすかった。また、明日は日銀金融政策決定会合、日本時間1日未明には連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が発表されることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、昨日の米株式市場で主要指数が高安まちまちとなったが、先週末に大幅高となった後にしては落ち着いた動きだったことが、東京市場で安心感となった。また、外為市場で1ドル=153円70銭台と、昨日15時頃と比べ50銭ほど円安・ドル高方向に振れたことが、東京市場で輸出株などの買い安心感となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均はもみ合いとなっている。
《SK》
提供:フィスコ