タクマ---北広島町地域エネルギー会社と小売電気事業の連携に関する基本協定および代理店契約を締結
タクマ<6013>は25日、子会社のタクマエナジーと北広島町地域エネルギー会社が、小売電気事業の連携に関する基本協定および代理店契約を締結したことを発表。
タクマエナジーは、小売電気事業や電力の取り扱いに関するコンサルティングを行っており、地域のニーズに寄り添った提案を通じ、再生可能エネルギーの普及や温室効果ガスの排出削減に貢献することを目指している。北広島町地域エネルギー会社は、タクマエナジーの支援のもと、北広島町におけるエネルギーの地産地消を目的に設立された。川小田小水力発電所の余剰電力を活用した小売電気事業はタクマエナジーから北広島町地域エネルギー会社に移管される予定である。
同基本協定に基づき、タクマエナジーは電力需給管理や卸売取引の支援を行い、人材育成など事業運営に関するアドバイザリー業務を行う。代理店契約に基づき、北広島町地域エネルギー会社はタクマエナジーの営業代理店として電力供給先の拡大に取り組む。
タクマエナジーと北広島町地域エネルギー会社は今後、連携を強化し、北広島町の脱炭素の実現に向けて、町内に豊富に存在する自然資源を活用した電力地産地消の拡大を目指す。小売電気事業で得た収益を、子育てや教育環境の充実、生物多様性の保全など地域の公益活動に充当することで、北広島町の持続可能なまちづくりに貢献していく。
《SI》
提供:フィスコ