話題株ピックアップ【夕刊】(1):FPパートナ、サッポロHD、ディップ
■FPパートナー <7388> 3,045円 +369 円 (+13.8%) 本日終値 東証プライム 上昇率トップ
FPパートナー<7388>が大幅反発。9日の取引終了後、6月単月の生命保険新規契約が過去最高を記録したと発表しており、好材料視された。6月の生命保険新規契約ANP(年換算保険料)が28億7300万円(速報値)となり、これまでの最高実績である今年3月実績を1億4000万円上回ったという。4月から放映を開始した新CMでの認知度向上などが後押しとなったとしている。
■サッポロHD <2501> 6,242円 +515 円 (+9.0%) 本日終値 東証プライム 上昇率4位
サッポロホールディングス<2501>が大幅続伸。シンガポールに拠点を置く投資ファンドの3Dインベストメント・パートナーズが9日、サッポロHD株主向けの書簡を公表した。サッポロHDの不動産事業に関し、恵比寿ガーデンプレイスやライオン銀座七丁目、新宿ライオンなど、バリューアップ余地がある物件について、不動産保有会社のサッポロ不動産開発が保有し、同社を分離上場(スピンオフ)する案を示した。あわせてバリューアップ余地のない物件を売却するというスキームにより、サッポロHDの時価総額は64%程度上昇するとの試算を示している。公表を受け、サッポロHDの企業価値が更に向上する可能性が意識され、投資家の資金流入につながったようだ。
■アオイ電子 <6832> 2,942円 +226 円 (+8.3%) 本日終値
アオイ電子<6832>が大幅高で3連騰。電子部品メーカーで半導体受託製造や検査受託を手掛ける。前日にシャープ<6753>が三重県内の液晶パネル工場に、半導体組み立ての後工程生産ラインを構築することを発表、アオイ電子と連携して2026年中の本格稼働を目指す計画を示しており、これが株価の押し上げ材料となった。アオイ電子はシャープとの協業に伴い、24年中に半導体先端パネルパッケージの生産ライン構築に着工し26年の本格稼働(パネル生産能力・月2万枚)に備える。
■ディップ <2379> 2,981円 +221 円 (+8.0%) 本日終値 東証プライム 上昇率6位
ディップ<2379>は高い。9日取引終了後に3~5月期連結決算を発表。売上高は前年同期比8.9%増の152億7900万円、営業利益は同20.4%増の40億2300万円となっており、これが好感された。主力の人材サービス事業が堅調に伸びたほか、DX事業も高い成長を示した。営業利益は第1四半期として過去最高となった。なお、通期の増収・営業増益見通しに変更はない。
■わらべ日洋 <2918> 2,528円 +180 円 (+7.7%) 本日終値 東証プライム 上昇率7位
わらべや日洋ホールディングス<2918>が続急伸。同社が9日の取引終了後に発表した25年2月期第1四半期(3~5月)の連結決算は、売上高が前年同期比9.9%増の547億2000万円、経常利益が同1.6%減の23億7800万円だった。経常減益となったが、中間期の計画に対する進捗率は53%台とまずまずの水準。海外の新工場が利益面で貢献したほか、株価は全体相場に対して大きく出遅れており、押し目買いを誘う形となった。3~5月期は新設したバージニア工場が寄与する形で海外売上高が大きく伸びた。一方、国内に新設した入間工場の初期赤字や、工場再編に伴う一時的なコストの発生が利益を圧迫する要因となった。
■マクビープラ <7095> 3,215円 +145 円 (+4.7%) 本日終値
Macbee Planet<7095>が大幅反発。東京証券取引所が9日の取引終了後、マクビープラ株の市場区分を16日付でグロースからプライムに変更すると発表したことが好感された。
■カーブスHD <7085> 780円 +35 円 (+4.7%) 本日終値
カーブスホールディングス<7085>が急伸。9日の取引終了後に発表した24年8月期第3四半期累計(23年9月~24年5月)の連結決算は、売上高が前年同期比19.5%増の265億1100万円、最終利益が同56.0%増の29億2400万円だった。最終利益は通期の計画のレンジの下限(30億2000万円)に迫る水準となっており、業績の上振れを期待した買いが集まったようだ。同社は女性向けフィットネス施設などを展開する。会員数が増加し、会員向けの物販も引き続き順調に推移した。
■物語コーポレーション <3097> 3,600円 +155 円 (+4.5%) 本日終値
物語コーポレーション<3097>が堅調推移。9日の取引終了後、6月度の月次売上高について発表した。国内直営店とフランチャイズ店をあわせた既存店売上高は前年同月比11.0%増。3カ月ぶりに増収となり、評価されたようだ。既存店の客数は同10.1%増。焼肉部門とお好み焼部門、ゆず庵部門で2ケタの増収となった。新店舗を含めた全店ベースの売上高は同18.1%増だった。
■リクルート <6098> 9,484円 +332 円 (+3.6%) 本日終値
リクルートホールディングス<6098>が続伸し年初来高値を更新。9日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表したことが好感された。上限を8700万株(発行済み株数の5.67%)、または6000億円としており、取得期間は7月10日から来年7月9日まで。資本効率の向上と株主還元の充実を図るのが目的で、取引一任方式による市場買い付けのほか、1500万株を上限に10日朝の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で取得するとした。
■HIOKI <6866> 7,030円 +210 円 (+3.1%) 本日終値
HIOKI<6866>が反発。9日の取引終了後、上限を20万株(発行済み株数の1.46%)、または10億円とする自社株買いを実施すると発表したことが好材料視された。取得期間は7月17日から11月22日まで。株主への一層の利益還元と経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能とするためとしている。同時に24年12月期の連結業績予想について、売上高を420億円から400億円(前期比2.2%増)へ、営業利益を87億円から80億円(同0.6%増)へ、純利益を66億4000万円から63億6000万円(同0.5%増)へ下方修正した。現在、国内外の重点市場において設備投資が抑制されており、同社の計測器の需要にも影響が出ていることが要因としている。
株探ニュース
FPパートナー<7388>が大幅反発。9日の取引終了後、6月単月の生命保険新規契約が過去最高を記録したと発表しており、好材料視された。6月の生命保険新規契約ANP(年換算保険料)が28億7300万円(速報値)となり、これまでの最高実績である今年3月実績を1億4000万円上回ったという。4月から放映を開始した新CMでの認知度向上などが後押しとなったとしている。
■サッポロHD <2501> 6,242円 +515 円 (+9.0%) 本日終値 東証プライム 上昇率4位
サッポロホールディングス<2501>が大幅続伸。シンガポールに拠点を置く投資ファンドの3Dインベストメント・パートナーズが9日、サッポロHD株主向けの書簡を公表した。サッポロHDの不動産事業に関し、恵比寿ガーデンプレイスやライオン銀座七丁目、新宿ライオンなど、バリューアップ余地がある物件について、不動産保有会社のサッポロ不動産開発が保有し、同社を分離上場(スピンオフ)する案を示した。あわせてバリューアップ余地のない物件を売却するというスキームにより、サッポロHDの時価総額は64%程度上昇するとの試算を示している。公表を受け、サッポロHDの企業価値が更に向上する可能性が意識され、投資家の資金流入につながったようだ。
■アオイ電子 <6832> 2,942円 +226 円 (+8.3%) 本日終値
アオイ電子<6832>が大幅高で3連騰。電子部品メーカーで半導体受託製造や検査受託を手掛ける。前日にシャープ<6753>が三重県内の液晶パネル工場に、半導体組み立ての後工程生産ラインを構築することを発表、アオイ電子と連携して2026年中の本格稼働を目指す計画を示しており、これが株価の押し上げ材料となった。アオイ電子はシャープとの協業に伴い、24年中に半導体先端パネルパッケージの生産ライン構築に着工し26年の本格稼働(パネル生産能力・月2万枚)に備える。
■ディップ <2379> 2,981円 +221 円 (+8.0%) 本日終値 東証プライム 上昇率6位
ディップ<2379>は高い。9日取引終了後に3~5月期連結決算を発表。売上高は前年同期比8.9%増の152億7900万円、営業利益は同20.4%増の40億2300万円となっており、これが好感された。主力の人材サービス事業が堅調に伸びたほか、DX事業も高い成長を示した。営業利益は第1四半期として過去最高となった。なお、通期の増収・営業増益見通しに変更はない。
■わらべ日洋 <2918> 2,528円 +180 円 (+7.7%) 本日終値 東証プライム 上昇率7位
わらべや日洋ホールディングス<2918>が続急伸。同社が9日の取引終了後に発表した25年2月期第1四半期(3~5月)の連結決算は、売上高が前年同期比9.9%増の547億2000万円、経常利益が同1.6%減の23億7800万円だった。経常減益となったが、中間期の計画に対する進捗率は53%台とまずまずの水準。海外の新工場が利益面で貢献したほか、株価は全体相場に対して大きく出遅れており、押し目買いを誘う形となった。3~5月期は新設したバージニア工場が寄与する形で海外売上高が大きく伸びた。一方、国内に新設した入間工場の初期赤字や、工場再編に伴う一時的なコストの発生が利益を圧迫する要因となった。
■マクビープラ <7095> 3,215円 +145 円 (+4.7%) 本日終値
Macbee Planet<7095>が大幅反発。東京証券取引所が9日の取引終了後、マクビープラ株の市場区分を16日付でグロースからプライムに変更すると発表したことが好感された。
■カーブスHD <7085> 780円 +35 円 (+4.7%) 本日終値
カーブスホールディングス<7085>が急伸。9日の取引終了後に発表した24年8月期第3四半期累計(23年9月~24年5月)の連結決算は、売上高が前年同期比19.5%増の265億1100万円、最終利益が同56.0%増の29億2400万円だった。最終利益は通期の計画のレンジの下限(30億2000万円)に迫る水準となっており、業績の上振れを期待した買いが集まったようだ。同社は女性向けフィットネス施設などを展開する。会員数が増加し、会員向けの物販も引き続き順調に推移した。
■物語コーポレーション <3097> 3,600円 +155 円 (+4.5%) 本日終値
物語コーポレーション<3097>が堅調推移。9日の取引終了後、6月度の月次売上高について発表した。国内直営店とフランチャイズ店をあわせた既存店売上高は前年同月比11.0%増。3カ月ぶりに増収となり、評価されたようだ。既存店の客数は同10.1%増。焼肉部門とお好み焼部門、ゆず庵部門で2ケタの増収となった。新店舗を含めた全店ベースの売上高は同18.1%増だった。
■リクルート <6098> 9,484円 +332 円 (+3.6%) 本日終値
リクルートホールディングス<6098>が続伸し年初来高値を更新。9日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表したことが好感された。上限を8700万株(発行済み株数の5.67%)、または6000億円としており、取得期間は7月10日から来年7月9日まで。資本効率の向上と株主還元の充実を図るのが目的で、取引一任方式による市場買い付けのほか、1500万株を上限に10日朝の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で取得するとした。
■HIOKI <6866> 7,030円 +210 円 (+3.1%) 本日終値
HIOKI<6866>が反発。9日の取引終了後、上限を20万株(発行済み株数の1.46%)、または10億円とする自社株買いを実施すると発表したことが好材料視された。取得期間は7月17日から11月22日まで。株主への一層の利益還元と経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能とするためとしている。同時に24年12月期の連結業績予想について、売上高を420億円から400億円(前期比2.2%増)へ、営業利益を87億円から80億円(同0.6%増)へ、純利益を66億4000万円から63億6000万円(同0.5%増)へ下方修正した。現在、国内外の重点市場において設備投資が抑制されており、同社の計測器の需要にも影響が出ていることが要因としている。
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