サクシード Research Memo(12):2024年3月期は14.0円の初配当を実施
■株主還元策
サクシード<9256>は、これまで事業基盤の整備を優先することが株主価値の最大化に資するとの考えから、その原資となる内部留保の充実を基本方針とし、配当を実施してこなかった。しかし今般、将来の事業展開に備えた内部留保を確保しつつ、株主へ安定した配当を持続できる財務状況になったとの判断から、株主への利益還元として配当を行うこととした。なお、期末配当は3月31日、中間配当は9月30日を基準日として、剰余金の配当等を取締役会の決議により行う旨の定款規定を設けている。以上の配当方針から、2024年3月期は1株当たり配当金14.0円の初配当を実施した。2025年3月期の1株当たり配当金は14.0円を予定している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)
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提供:フィスコ