さくらさくが急落、2~4月期最終減益で利益確定売りを促す
さくらさくプラス<7097>が急落している。同社が12日の取引終了後に発表した24年7月期第3四半期累計(23年8月~24年4月)の連結決算は、売上高が前年同期比9.9%増の112億7100万円、最終利益が同88.9%増の4億800万円だった。大幅な増収増益となった半面、2~4月期の最終利益は微減益で着地した。配当予想を4円増額修正したものの、株価は直近で大幅に上昇していたこともあって、利益確定目的の売りが促される形となった。第3四半期累計では保育補助金の増額効果や保育所の新設、既存保育所の在籍率の向上などが売り上げ増につながった。売上高の通期計画に対する進捗率は約66%となっているが、販売用不動産の引き渡しによる収益計上を第4四半期に予定していることなどから、進捗状況は順調としている。
出所:MINKABU PRESS
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