サムティホールディングス---譲渡制限付株式報酬としての新株式発行を決定
サムティホールディングス<187A>は12日、譲渡制限付株式報酬として新株式発行を行うことを決定したと発表した。
払込期日は2024年7月12日で、発行する株式の種類は同社普通株式で、株数は92,400株となる。発行価額は1株あたり2,490円で、発行価額の総額は2.30億円となる。
この新株式は、同社取締役3名に78,600株、執行役員2名に6,200株、子会社の執行役員3名に7,600株を割り当てる予定で、社外取締役および監査等委員である取締役はこの割り当ての対象外となっている。
この発行の目的は、サムティによる単独株式移転により設立された同社において、取締役および執行役員に対し、譲渡制限付株式を報酬として付与することで、譲渡制限期間は同社または同社子会社の取締役または執行役員を退任または退職するまでとし、譲渡制限付株式の付与は、金銭報酬債権の現物出資をもって行われる。
また、この新株式発行に伴い、対象役員は個別に譲渡制限付株式割当契約を締結する。譲渡制限期間中、対象役員は譲渡、担保権の設定その他の処分をすることができず、譲渡制限期間が満了した時点で、対象役員が継続して当社グループの取締役または執行役員の地位にあった場合、譲渡制限は解除される。期間中に退任した場合、一定の条件により一部の株式について譲渡制限が解除される。
この新株式発行の払込価額は、2024年6月11日(取締役会決議日の前日)の東京証券取引所における当社普通株式の終値である2,490円とし、これは市場株価を反映した合理的なものであるとしている。
《SI》
提供:フィスコ