ソフトバンクGが1万円大台乗せ、ナスダック最高値とアーム株上昇効果にも着目
ソフトバンクグループ<9984>は全般リスクオン相場に乗って上値追い加速、ついにフシ目の1万円大台を回復した。同社株が1万円大台に乗せたのは21年5月以来3年1カ月ぶりとなる。前日の米国株市場では米長期金利低下を背景にハイテク株に買いが集まり、ナスダック総合株価指数が史上最高値を更新した。ナスダック市場の動向と株価連動性が高い同社株に追い風局面が続いているが、同社傘下で半導体・AI戦略のコアカンパニーに位置付けられている英半導体設計アーム<ARM>も前日は8%高と急伸、上場来高値に迫る勢いとなっている。アームの時価総額は親会社のソフトバンクGを大幅に上回っている状況で、含み益の拡大効果もソフトバンクGの株価を押し上げる背景となっている。
出所:MINKABU PRESS
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