三井住友FGが1万円台で頑強、長期金利上昇続き運用利ザヤ拡大期待
三井住友フィナンシャルグループ<8316>が全般下げ相場のなか強さを発揮、1万円大台近辺で売り物をこなしプラス圏で推移している。日銀の金融政策正常化に向けた動きが早まるとの思惑から、日本でも長期金利の上昇傾向が鮮明で、きょうは新発10年債利回りが一時1.100%まで上昇、運用利ザヤの拡大期待から収益面に追い風となるとの思惑が働いている。同社株は配当利回りが3.3%弱あり、中期スタンスでインカムゲイン狙いの買いを誘導している。なお、きょうは同社株以外の三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>やみずほフィナンシャルグループ<8411>などのメガバンクも強含みの展開に。
出所:MINKABU PRESS
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