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4060 rakumo

東証G
929円
前日比
-36
-3.73%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
22.2 3.52 0.65 120
時価総額 53.7億円
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rakumo---1Qは2ケタ増収増益、SaaSサービスが堅調に成長


rakumo<4060>は10日、2024年12月期第1四半期(24年1月-3月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比18.1%増の3.47億円、営業利益が同26.1%増の0.89億円、経常利益は同24.3%増の0.86億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同17.4%増の0.56億円となった。

SaaSサービスの売上高は前年同期比24.2%増の3.25億円となった。rakumo関連サービスにおいては、2024年3月末のクライアント数は2,486社(2023年12月末比44社増)、ユニークユーザー数は579千人(同16千人増)となった。売上増加に向け、自社セミナーや、Google社及び販売パートナーとのセミナー等を開催した。また、自治体や教育、医療、建設業等、業界を絞った各種営業・マーケティング施策にも積極的に取り組むことで、新たな案件創出に尽力した。加えて、クライアントニーズを勘案した既存製品の機能追加・改善や、製品間連携を訴求したパック製品の販売強化、顧客属性に応じた能動的なサポート・オンボーディング(活用促進)施策を実施し、新規クライアントの獲得や、ユニークユーザー数及びユーザー1人当たり単価の増加に取り組んだ。社内SNS型日報アプリ「gamba!」では、生成AIを活用した新機能のリリースなど、クライアントニーズを勘案した既存製品の機能開発・追加にも積極的に取り組んだ。また、アイヴィジョンにおいても、コンソーシアム体制を構築することで、サービスラインナップの拡充を行った。また、NTTグループの日本情報通信社とのアライアンス強化についても発表されており、rakumo製品のさらなる拡販が期待される。

ソリューションサービスの売上高は同1.6%増の0.09億円となった。既存顧客への業務支援案件の縮小を図ったものの、SaaSサービスに関する導入支援案件等を継続的に受注できたことから、増収となった。

ITオフショア開発サービスの売上高は同46.8%減の0.11億円となった。SaaSサービスに注力したこと、また、本サービスの縮小も図ったことから、減収となった。

2024年12月期通期の連結業績予想については、2024年4月1日より一部rakumo製品の利用料金改定を実施しており、2024年12月期以降の連結業績にも一定程度の影響が見込まれるが、現時点において信頼性の高い業績予想数値を算出及び公表することが困難であるとして、開示していない。

《SO》

 提供:フィスコ

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