And Doホールディングス---不動産売買事業のエリア拡大へ 広島市に新規出店
ハウスドゥブランドで不動産事業を全国展開するAnd Doホールディングス<3457>の連結子会社ハウスドゥ・ジャパン(本社:京都市)は、不動産売買事業のさらなる拡大に向け、9日、広島市に「ハウスドゥ 家・不動産買取専門店 祇園中筋」をオープンしたことを発表。
中国・四国地方最多の人口を有する広島市は、瀬戸内地方や山陽地方の特徴的な気候に恵まれ、都市の便利さと豊かな自然が近接する恵まれた環境にある。現在、同市は経済・社会の活性化を図ることを目的とした複数の再開発プロジェクトが同時に進行中の大きく変わりつつあるエリアで、不動産需要も旺盛で直近10年間の地価は上昇傾向にある※。
一方で、人口減少や環境問題がますます深刻化している状況において、住宅を大量生産・大量消費するフロー型社会から、良質な住宅を造り、次世代へ引き継いで長く大切に使用するストック型社会への転換が求められている。広島県では、持続可能なまちづくりの実現に向けて、既存住宅の流通促進をより加速させるため、県独自の施策の検討が進められている。また、「広島市住まいづくりに関する方針」(2023年4月更新)では、良質な住宅ストック形成に関するさまざまな計画が推進されており、市場の活性化が期待されるエリアとなっている。
ハウスドゥグループでは、中期経営計画において不動産売買事業を成長強化事業の一つとして位置付け注力しており、空き家の増加や資源消費の抑制などの社会課題の解決に貢献すべく、中古買取再販の強化を掲げている。この新規出店によりエリア拡大と今後のさらなる成長をめざし、不動産流通活性化とともに地域の雇用創出により地域経済の活性化にも貢献していくとしている。
※広島市都市整備局「広島市の地価動向等について(令和5年地価調査結果)」より
《SI》
提供:フィスコ