明日の為替相場見通し=米長期金利にらみの展開
今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、米長期金利の動向をにらみながらの展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=151円30銭~152円10銭。
3日に発表された米3月ADP雇用統計が強い内容となったことを受け、同日には米長期金利が4.42%と昨年11月下旬以来の水準まで上昇する場面があった。その後は一服商状となっているが、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が同日のイベントで利下げを急がない考えを改めて示したことなどから米金利の先高観は根強い様子。今晩にはクグラーFRB理事の講演などが予定されており、発言内容次第では米長期金利の上昇とドル高が進む可能性がある。ただ、5日に米3月雇用統計の発表を控えて積極的には動きにくいほか、152円付近では日本政府・日銀による円買い介入への警戒感が高まりそうだ。なお、日本時間今晩には2月の米貿易収支、前週分の米新規失業保険申請件数が公表される。
出所:MINKABU PRESS
3日に発表された米3月ADP雇用統計が強い内容となったことを受け、同日には米長期金利が4.42%と昨年11月下旬以来の水準まで上昇する場面があった。その後は一服商状となっているが、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が同日のイベントで利下げを急がない考えを改めて示したことなどから米金利の先高観は根強い様子。今晩にはクグラーFRB理事の講演などが予定されており、発言内容次第では米長期金利の上昇とドル高が進む可能性がある。ただ、5日に米3月雇用統計の発表を控えて積極的には動きにくいほか、152円付近では日本政府・日銀による円買い介入への警戒感が高まりそうだ。なお、日本時間今晩には2月の米貿易収支、前週分の米新規失業保険申請件数が公表される。
出所:MINKABU PRESS