カネコ種が冴えない、12~2月期の赤字転落を嫌気
カネコ種苗<1376>が冴えない。3日の取引終了後、24年5月期第3四半期累計(23年6月~24年2月)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比2.6%減の383億7400万円、経常利益は同36.0%減の4億3600万円だった。減収減益となったほか、直近3カ月間の23年12月~24年2月で経常損益は赤字に転落しており、嫌気されたようだ。
種苗事業において人件費の増加や円安に伴う仕入れ価格の上昇が利益を押し下げる要因となったほか、農材事業では前期に農薬の価格改定前の前倒しの納入があった反動が出た。施設材事業における農業用フィルムの更新期間の長期化に伴う需要減なども響いたという。
出所:MINKABU PRESS
種苗事業において人件費の増加や円安に伴う仕入れ価格の上昇が利益を押し下げる要因となったほか、農材事業では前期に農薬の価格改定前の前倒しの納入があった反動が出た。施設材事業における農業用フィルムの更新期間の長期化に伴う需要減なども響いたという。
出所:MINKABU PRESS