外為サマリー:一時151円80銭台に上伸したあとはドル買い一服
22日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=151円49銭前後と前日の午後5時時点に比べて30銭弱のドル高・円安となっている。
21日に発表された米経済指標が強い内容となったことを手掛かりに、同日のニューヨーク市場でドルが買われた流れを引き継ぐかたちでスタート。スイス国立銀行(中央銀行)が21日に他の主要中銀に先駆けて利下げに踏み切り、欧州通貨に対するドル買いが円の対ドル相場に波及した面もあった。日経平均株価が堅調に推移するなか、日本株を運用する海外投資家から為替リスクを回避(ヘッジ)する目的の円売りが出やすくなるとの思惑もあり、午前10時50分ごろには一時151円86銭と昨年11月以来のドル高・円安水準をつけた。ただ、その後は日本政府・日銀による円買い介入への警戒感からドル買いは一服。利益確定や持ち高調整の動きなどもあり、午後は151円50銭ラインを挟んで方向感なく推移した。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0841ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0090ドル弱のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=164円23銭前後と同1円00銭強のユーロ安・円高で推移している。
出所:MINKABU PRESS
21日に発表された米経済指標が強い内容となったことを手掛かりに、同日のニューヨーク市場でドルが買われた流れを引き継ぐかたちでスタート。スイス国立銀行(中央銀行)が21日に他の主要中銀に先駆けて利下げに踏み切り、欧州通貨に対するドル買いが円の対ドル相場に波及した面もあった。日経平均株価が堅調に推移するなか、日本株を運用する海外投資家から為替リスクを回避(ヘッジ)する目的の円売りが出やすくなるとの思惑もあり、午前10時50分ごろには一時151円86銭と昨年11月以来のドル高・円安水準をつけた。ただ、その後は日本政府・日銀による円買い介入への警戒感からドル買いは一服。利益確定や持ち高調整の動きなどもあり、午後は151円50銭ラインを挟んで方向感なく推移した。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0841ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0090ドル弱のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=164円23銭前後と同1円00銭強のユーロ安・円高で推移している。
出所:MINKABU PRESS