神戸物産---2024年2月度の個別業績
神戸物産<3038>は18日、2月度の個別業績を発表した。
売上高は前年同期比11.6%増の394.73億円、売上総利益は同15.3%増の39.26億円、営業利益は同16.0%増の23.05億円、経常利益は同19.2%減の41.44億円となった。経常利益については、為替予約の消滅による評価損の戻入があり経常利益を押し上げる結果となったが、前年同期は円安に大きく振れたことにより当期以上に評価損の戻入が大きく計上されたことによる。
2月度の業務スーパーの出店状況は、2店舗(熊本県合志市、東京都あきる野市)の新規出店があり、店舗数は2024年2月末で1,052店舗となった。前年同期比では39店舗増加し、新店効果で売上高が増加した。
同社から直轄エリア既存店への商品出荷実績は前年同期比7.9%増、直轄エリア全店への商品出荷実績は同11.7%増、全国全店への商品出荷実績は同12.8%増と堅調な推移となった。
商品動向については、引き続き利便性の高い冷凍野菜や、基礎調味料などのNB商品が好調に推移した。
《SO》
提供:フィスコ