フルサト・マルカHD Research Memo(9):連結配当性向35%が基本方針
■フルサト・マルカホールディングス<7128>の成長戦略
2. 株主還元策
株主還元については、利益還元を経営の重要課題の1つと位置付け、内部留保を勘案しながら、業績に応じた成果の配分として、連結配当性向35%程度を利益配分することを基本方針としている。また業績にかかわらず1株当たり年間15.0円の安定配当を目指すとしている。この基本方針に基づいて、2023年12月期の配当は年間66.0円(第2四半期末10.0円、期末56.0円)とした。配当性向は35.1%となる。なお2022年12月期との比較では47.0円減配の形となるが、2022年12月期の年間113.0円には記念配当50.0円が含まれているため、普通配当ベースでは3.0円増配となる。2024年12月期の配当予想については前期比5.5円減配の年間60.5円(第2四半期末10.0円、期末50.5円)としている。予想配当性向は35.1%となる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
《SI》
提供:フィスコ