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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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4369 トリケミカル研究所

東証P
3,015円
前日比
+15
+0.50%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
23.0 3.29 1.00 12.29
時価総額 980億円
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15日の株式相場見通し=反落へ、米株安と日銀政策正常化観測が重荷

 15日の東京株式市場で、日経平均株価は反落する見通しだ。前日の米国市場で主要株価3指数はそろって下落。NYダウ平均株価指数の下げ幅は一時300ドル超となった。2月の米生産者物価指数(PPI)は市場予想を上回る伸びとなり、6月の利下げ観測が後退。これを受けて米長期金利が上昇し、米国株の重荷となった。また米2月小売売上高の伸びは市場予想を下回り、米国景気の先行きに対する慎重な見方も広がった。エヌビディア<NVDA>など半導体関連株は総じて安く、朝方の東京市場ではハイテク関連を中心に売りが優勢となりそうだ。更に、時事通信は「日銀は14日、来週18、19両日に開く金融政策決定会合で、マイナス金利政策を解除する方向で調整に入った」と報じた。3月会合でのマイナス金利解除のシナリオを市場は織り込みつつあるが、正常化観測そのものは短期的に日本株の重荷となりやすい。日経平均は5日移動平均線と25日移動平均線のデッドクロスが視野に入りつつあるほか、年度末とあって機関投資家によるリバランス目的の売りが警戒される局面となる。一方、ドル円相場は1ドル=148円台前半と円安方向に振れている。3月末の配当権利取りを目的とした買い需要が想定される点もあわせて、全体相場を下支えする要因となるだろう。日経平均は日中、3万8200円から3万8700円の範囲で推移しそうだ。

 14日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比137ドル66セント安の3万8905ドル66セントと4日ぶりに反落。ナスダック総合株価指数は同49.236ポイント安の1万6128.530だった。

 日程面では、国内では1月の第3次産業活動指数が公表される予定。連合が春闘の第1回回答集計結果を発表する。加えて、アスクル<2678>や丸千代山岡家<3399>、トリケミカル研究所<4369>、エイチ・アイ・エス<9603>などが決算を発表する。海外では中国で中期貸出ファシリティ金利と2月の新築住宅価格の発表が予定されているほか、米国では3月ニューヨーク連銀製造業景気指数、米2月鉱工業生産指数などの公表を控えている。

出所:MINKABU PRESS

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