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【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 Aバランス、神戸物産、鎌倉新書 (14日大引け後 発表分)

Aバランス <日足> 「株探」多機能チャートより

 3月14日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 Aバランス <3856> [東証S]  ★上期経常が88%増益で着地
 ◆24年6月期上期(7-12月)の連結経常利益は前年同期比87.6%増の105億円に拡大して着地。太陽光パネルの単価が下落し減収となったものの、セル工場の稼働やベトナム子会社VSUNの生産効率向上によるコスト低減によって利益は大きく伸びた。

 ダイダン <1980> [東証P]  ★今期経常を20%上方修正、配当も15円増額
 ◆24年3月期の連結経常利益を従来予想の94億円→113億円に20.2%上方修正。増益率が1.2%増→21.7%増に拡大する見通しとなった。手持ち工事の利益改善が進み、完成工事総利益が増加したことなどを織り込んだ。
  業績好調に伴い、年間配当を従来計画の85円→100円(前期は1→2の株式分割前で100円)に増額修正した。

 アルトナー <2163> [東証P]  ★今期経常は11%増で10期連続最高益、5円増配へ
 ◆24年1月期の経常利益(非連結)は前の期比27.3%増の15.3億円で着地。続く25年1月期も前期比11.0%増の17億円に伸び、10期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期は戦略重点顧客である自動車関連メーカーや半導体関連メーカーを中心に技術者派遣の旺盛な需要が継続する中、5.4%の増収を見込む。
  併せて、今期の年間配当は前期比5円増の80円に増配する方針とした。

 神戸物産 <3038> [東証P]  ★11-1月期(1Q)経常は3.8倍増益で着地
 ◆24年10月期第1四半期(23年11月-24年1月)の連結経常利益は前年同期比3.8倍の80.6億円に急拡大して着地。主力の業務スーパーで消費者の節約志向を捉えたほか、メディア露出やSNSの影響もプラスに働き、2ケタ増収を達成した。デリバティブ評価損や為替差損が大幅に改善したことも利益拡大につながった。

 オカモト <5122> [東証P]  ★今期配当を25円増額修正
 ◆24年3月期の年間配当を従来計画の110円→135円(前期は110円)に増額修正した。創立90周年記念配当25円を上積みする。

 鎌倉新書 <6184> [東証P]  ★今期経常は35%増で2期連続最高益更新へ
 ◆24年1月期の連結経常利益は前の期比18.7%増の8.1億円に伸びて着地。続く25年1月期も前期比35.0%増の10.9億円に拡大し、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期はお墓、葬儀、仏壇の既存事業、介護や官民協働といった成長事業がいずれも伸長し、23.7%の大幅増収を見込む。
  併せて、27年1月期に営業利益25億円(前期実績は8.1億円)を目指す中期経営計画を策定。

 巴工業 <6309> [東証P]  ★11-1月期(1Q)経常は2.1倍増益で着地
 ◆24年10月期第1四半期(23年11月-24年1月)の連結経常利益は前年同期比2.1倍の11.6億円に急拡大して着地。機械製造販売事業で国内官需向けの販売が好調だったほか、海外向けを中心に利益率の高い部品・修理が伸びた。

 ダイワ通信 <7116> [東証S]  ★24年3月期は初配当10円を実施へ
 ◆従来無配としていた24年3月期の期末一括配当は初配当となる10円を実施する方針とした。業績見通しや財務状況などを踏まえ、剰余金の配当を開始する。

 デリバリコン <9240> [東証G]  ★今期経常を80%上方修正
 ◆24年7月期の連結経常利益を従来予想の1億3200万円→2億3700万円に79.5%上方修正。増益率が2.5倍→4.6倍に拡大する見通しとなった。パートナーシップ強化によって案件獲得が増加し、売上高が計画を上回ることが寄与。コンサルタント稼働率の向上や高付加価値案件の獲得による単価上昇も上振れに貢献する。

 鴻池運輸 <9025> [東証P]  ★今期経常を12%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も11円増額
 ◆24年3月期の連結経常利益を従来予想の148億円→166億円に12.2%上方修正。増益率が3.6%増→16.2%増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。空港関連で国際旅客便復便率が想定を上回ることに加え、鉄鋼・エンジニアリング関連のスポット作業獲得なども上振れの要因となる。
  業績好調に伴い、年間配当を従来計画の51円→62円(前期は42円)に増額修正した。

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