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ダウ平均は続落 先週末の流れが続く=米国株序盤

NY株式11日(NY時間11:20)(日本時間00:20)
ダウ平均   38599.95(-122.74 -0.32%)
ナスダック   16042.75(-42.36 -0.26%)
CME日経平均先物 38265(大証終比:-265 -0.69%)

 きょうの米株式市場でダウ平均は続落。先週末の流れが続いている。時間外で反発していたエヌビディア<NVDA>が再び下げており雰囲気を重くしている。先週末は5%超下落していた。ただ、大手銀からはAI関連は5年前に比べれば、まだ割安との声も出ていた。

 市場は、明日の消費者物価指数(CPI)や木曜日の生産者物価指数(PPI)を待っている。3月20日にFOMCの結果が発表されるが、その前の最後の重要指標の1つとなる。先週はパウエルFRB議長の議会証言、米雇用統計と重要イベントを通過したが、パウエル議長の証言は大方の予想通りに「年内利下げの意向ではあるものの、もう少しデータを確認したい」姿勢を強調していた。米雇用統計も落ち着きは示したものの、まだ力強かったことから、FRBのスタンスを追認する内容と捉えられたようだ。

 ただ、それらのイベントを受けて米株式市場は高値警戒感からの売りの反応を見せていた。期末が接近していることも相まって、FOMC前にIT・ハイテク株中心にポジション調整が活発化しているのかもしれない。

 本日はエヌビディア<NVDA>は小幅安に留まっているが、メタ<META>やAMD<AMD>、スーパー・マイクロ<SMCI>が下落。

 「今月のFOMCは据え置きが確実視されている。最近のインフレ指標の再上昇を考えると、FRBは少なくとも3カ月連続でコア・サービスインフレが低下するまで利下げを見送るだろう。早くても6月、サービスインフレが上昇を続ければ来年以降ということだ」とのコメントも出ていた。

 ボーイング<BA>が下落。米司法省がアラスカ航空の737MAX9の機体吹き飛び事故について刑事捜査を開始したと伝わった。土曜日にウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が関係者の話として伝えた。アラスカ航空便の乗客と乗務員の何人かに捜査当局が接触したという。

 IPOを予定しているSNSのレディットが、最大7億4800万ドル規模のIPOを目指していると伝わった。1株31-34ドルで2200万株の売却を計画しており、65億ドルの評価額を求めているという。

 カジノのバリーズ<BALY>に買いが強まっている。筆頭株主で投資会社のスタンダード・ゼネラル社が残りの未保有株を1株15ドルでの購入を提案した。

 眼科用移植型レンズの開発を手掛けるスター・サージカル<STAA>が大幅高。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価を50ドルに設定した。

 本日は引け後にオラクル<ORCL>が決算を発表する予定。

ボーイング<BA> 191.82(-6.67 -3.36%)
バリーズ<BALY> 13.27(+2.65 +24.95%)
スター・サージカル<STAA> 39.62(+3.76 +10.47%)

アップル<AAPL> 172.86(+2.13 +1.24%)
マイクロソフト<MSFT> 403.10(-3.12 -0.77%)
アマゾン<AMZN> 172.62(-2.73 -1.56%)
アルファベットC<GOOG> 139.21(+2.92 +2.14%)
テスラ<TSLA> 178.51(+3.17 +1.81%)
メタ<META> 487.33(-18.62 -3.68%)
AMD<AMD> 200.29(-7.11 -3.43%)
エヌビディア<NVDA> 873.97(-1.31 -0.15%)
イーライリリー<LLY> 730.71(-31.43 -4.12%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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