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東京株式(大引け)=492円安、先物主導で売られ4万円台を大きく割り込む

 7日の東京株式市場は波乱含みの展開で、朝方は日経平均が高く始まったものの、その後は大きく値を崩す展開となり3万9000円台半ばまで水準を切り下げた。

 大引けの日経平均株価は前営業日比492円07銭安の3万9598円71銭と3日続落。プライム市場の売買高概算は21億2419万株、売買代金概算は5兆9212億円。値上がり銘柄数は675、対して値下がり銘柄数は929、変わらずは52銘柄だった。

 きょうの東京市場は朝方に幅広く買い優勢でスタートしたが、その後は大きく値を下げた。前日の欧州株市場が総じて高く、米国株市場でもNYダウやナスダック総合株価指数ともに堅調だったことで、寄り付き時点ではリスクオンだったが、買いは続かなかった。あすの2月の米雇用統計発表が意識されたほか、日銀の金融政策正常化が前倒しされることへの警戒感が浮上し売りを誘発した。前場後半から日経平均は先物主導で次第安の展開を強いられ、一時下げ幅は500円を超える場面もあった。後場に入るといったん下げ渋る場面はあったものの、半導体セクターへの売りが足を引っ張り、日経平均も引けにかけて売り直され、結局500円近い下げでこの日の取引を終えている。なお、売買代金は活況で5兆9000億円台と6兆円近くまで膨らんだ。

 個別では、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>、ディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>、SCREENホールディングス<7735>など半導体関連が下値を探る展開となり、トヨタ自動車<7203>も売られた。三菱重工業<7011>、川崎汽船<9107>が値を下げ、ファーストリテイリング<9983>も安い。ブイキューブ<3681>、マーキュリアホールディングス<7347>などが急落、マツダ<7261>、インフォマート<2492>も大きく値を下げた。

 半面、ソフトバンクグループ<9984>が強さを発揮、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクも買い優勢。さくらインターネット<3778>が大きく切り返した。川崎重工業<7012>が高く、楽天グループ<4755>も堅調。日本コークス工業<3315>が急動意、ツムラ<4540>、ネットプロテクションズホールディングス<7383>なども値を飛ばした。

出所:MINKABU PRESS

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