メイホーホールディングス---2Qは2ケタ増収、建設事業を除き増益果たす
メイホーホールディングス<7369>は13日、2024年6月期第2四半期(23年7月-12月) 連結決算を発表した。売上高が前年同期比29.4%増の43.83億円、各損益はM&Aに伴う一時的な費用が増加し、営業損失が0.14億円(前年同期は1.66億円の利益)、経常損失が同0.96億円(同1.69億円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失が1.74億円(同0.81億円の利益)となった。
建設関連サービス事業の売上高は前年同期比5.4%増の18.63億円、セグメント利益は同3.9%増の2.21億円となった。フジ土木設計社(2023年7月グループ加入)の売上高が寄与した。また、受注高については、前年同期に発生した災害業務による受注高の押し上げが剥落したことなどから、15.40億円(前年同期比5.1%減)になり、受注残高は18.01億円(同2.4%増)となった。
人材関連サービス事業の売上高は同24.9%増の7.86億円、セグメント利益は同10.7%増の0.66億円となった。岩手県に拠点を有する人材派遣事業(2023年1月事業譲受)による売上高の押し上げや技術者派遣が好調に推移したこと、また岐阜市が発注する大型の警備業務の受注による売上高の拡大などがあった。
建設事業の売上高は同106.3%増の13.48億円、 セグメント損失は1.14億円(前年同期は0.87億円の利益)となった。三川土建社(2023年1月グループ加入)、今田建設ホールディングスの子会社である今田建設社(2023年11月グループ加入)の売上高が寄与した。受注高については、新たにグループに加入した会社の受注が寄与したことなどから、9.71億円(同18.9%増)になり、受注残高は19.20億円(同199.4%増)となった。
介護事業の売上高は同13.1%増の3.84億円、セグメント利益は同63.2%増の0.64億円となった。新型コロナウイルス感染症による事業所の休業や利用控えが終息し、利用者数が回復した。
2024年6月期通期の連結業績予想については、同日、業績予想の修正を発表した。売上高が前期比42.5%増(前回予想比31.25%増)の105.00億円、営業利益が同28.6%減(同34.00%減)の3.30億円、経常利益が同53.6%減(同56.60%減)の2.30億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同81.5%減(同83.33%減)の0.50億円としている。
《HH》
提供:フィスコ