アドテストが続落、注目の米エヌビディア決算控え持ち高調整の売りに押される
アドバンテスト<6857>が続落、7000円台を割り込んで推移している。前週末の米国株市場ではアプライド・マテリアルズ<AMAT>は好決算評価で大幅高を演じたものの、エヌビディア<NVDA>やインテル<INTC>、マイクロンテクノロジー<MU>、アドバンスト・マイクロ・デバイシズ<AMD>などその他の半導体関連は総じて軟調な値動きとなった。今週21日に発表されるエヌビディアの決算にマーケットの関心が集まっており、半導体関連銘柄へ与える影響も大きいとみられている。エヌビディアは好決算発表でも目先出尽くし感から売られる可能性も指摘され、足もとでやや慎重なムードも漂う。そうしたなか、東京市場ではエヌビディアのGPU向けテスターで高シェアを誇るアドテストが関連最右翼銘柄に位置づけられていることもあり、機関投資家の持ち高調整とみられる売りが優勢となっている。
出所:MINKABU PRESS
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