ソフトバンクGは強弱観対立も買い優勢、AI分野で次の一手にマーケットの視線集中
ソフトバンクグループ<9984>は強弱観対立も買い優勢の展開。前週13日にザラ場8873円まで駆け上がり、21年5月以来約2年9カ月ぶりの高値圏に浮上したが、その後は利益確定売りで調整局面に移行し急勾配の5日移動平均線との上方カイ離を埋めた。同移動平均線近辺で売り物をこなし切れるかどうかが目先の焦点となる。株式市場では日米ともに生成AIと先端半導体周辺の銘柄に投資資金の流入が顕著となっている。そのなか、英アーム・ホールディングス<ARM>を傘下に置きAI分野に傾注するソフトバンクGが存在感を高めている。AI用半導体への展開など同社の次の一手に注目が集まっている。
出所:MINKABU PRESS
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