貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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8035 東京エレクトロン

東証P
23,135円
前日比
+885
+3.98%
PTS
23,200円
21:33 11/25
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
20.3 5.98 2.47 17.40
時価総額 109,112億円
比較される銘柄
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今週の「妙味株」一本釣り! ─ アバール


●アバール <6918>  【目標株価】8000円(16日終値6170円)

「半導体向け回復期待強く配当利回り高水準」

 アバールデータ <6918> [東証S]は25日移動平均線を大きく下回った水準にあり、来期以降の成長シナリオを前提とすれば押し目買いの好機に映る。同社は自社製品として産業用ロボットや計測・通信機器向けの組み込みモジュール、画像処理モジュールを手掛けるほか、半導体製造装置関連での受託製品も展開。13日発表の24年3月期第3四半期累計(4-12月)の単体決算は、売上高が前年同期比11.6%減の95億6700万円、経常利益が同1.8%減の17億7200万円だった。直近3ヵ月間となる10~12月期の経常利益の減益率は10%超だったこともあって、株価に下押し圧力が掛かった。

 一方、決算発表後の株価の調整により配当利回りは5%を超え、高配当重視の買いが下値を支える構図にある。アバールの主要取引先である東京エレクトロン <8035> [東証P]は4~12月期の決算発表にあわせて、新規の装置の売り上げが回復基調にあるとの見方を示し、25年暦年では前工程製造装置(WFE)市場の成長率が2ケタに上る可能性を指摘している。生成AIの普及による装置需要の増大が期待されるなか、アバールにおいても来期以降の業績回復の道筋が開けた状態だ。200日移動平均線は右肩上がりを継続。日足のボリンジャーバンドにおけるマイナス3シグマ近辺での滞留局面は短期にとどまりそうだ。

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