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東京株式(大引け)=743円高、日銀のハト派姿勢を追い風に上げ足加速

 8日の東京株式市場はリスク選好の地合いで始まり、前日の米株高を受け、日経平均は前場取引時間中に一気に上げ幅を広げた。

 大引けの日経平均株価は前営業日比743円36銭高の3万6863円28銭と3日ぶり急反発。プライム市場の売買高概算は20億9634万株、売買代金概算は5兆5622億円。値上がり銘柄数は584、対して値下がり銘柄数は1013、変わらずは60銘柄だった。

 きょうの東京市場は、半導体関連など主力輸出株を中心にリスクを取る動きが顕著となった。前日の米国株市場ではハイテク株中心に主要株価指数が揃って上昇しNYダウは過去最高値を更新、これを受けて東京市場でもマーケット心理が強気に傾いた。前場取引時間中に日銀の内田副総裁のハト派的な発言が伝わったことで、先物主導で日経平均は上げ足を一気に強めた。一時800円を超える上昇で3万6900円台まで上値を伸ばす場面があった。その後はやや伸び悩んだものの740円あまりの上昇で1990年2月以来約34年ぶりの高値を更新した。ただ、個別株は値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を大幅に上回りプライム市場の6割を超える銘柄が下落した。なお、大型株中心に商いは活況で、この日の売買代金は5兆5000億円台に達した。

 個別では、レーザーテック<6920>が買われ、アドバンテスト<6857>、ルネサスエレクトロニクス<6723>、東京エレクトロン<8035>、ディスコ<6146>、SCREENホールディングス<7735>など半導体関連の上げ足が目立つ。ソフトバンクグループ<9984>も活況高となった。トヨタ自動車<7203>が上値追い、任天堂<7974>も高い。ファーストリテイリング<9983>も上昇した。協和キリン<4151>、日本カーバイド工業<4064>、日本電波工業<6779>が急騰、インテリジェント ウェイブ<4847>、ヨコオ<6800>も大幅高。

 半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクが冴えず、川崎汽船<9107>、KDDI<9433>なども軟調。スズキ<7269>が大幅安となった。清水建設<1803>、三菱製鋼<5632>が急落、東芝テック<6588>、ディー・エヌ・エー<2432>も大幅安。大成建設<1801>、AGC<5201>の下げも目立った。

出所:MINKABU PRESS

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