外為サマリー:146円台半ばで推移、米雇用統計を控え模様眺め
2日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=146円43銭前後と前日の午後5時時点に比べて40銭弱のドル安・円高となっている。
1日に発表された前週分の米新規失業保険申請件数で労働需給の緩和が示されたことなどを受け、同日の米長期金利が約1カ月ぶりの水準まで低下したことから日米金利差の縮小を意識したドル売り・円買いが出やすかった。また、日銀による早期の政策正常化観測がくすぶっていることも影響し、ドル円相場は午前10時00分過ぎに一時146円25銭まで下押した。その後は時間外取引で米金利低下に一服感が出たことを手掛かりにドルは下げ渋る動きとなったが、日本時間今晩に1月の米雇用統計の発表を控えているとあって戻りは限定的。模様眺めムードが広がるなか、午後は概ね146円台半ばで方向感なく推移した。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0878ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0085ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=159円29銭前後と同85銭程度のユーロ高・円安で推移している。
出所:MINKABU PRESS
1日に発表された前週分の米新規失業保険申請件数で労働需給の緩和が示されたことなどを受け、同日の米長期金利が約1カ月ぶりの水準まで低下したことから日米金利差の縮小を意識したドル売り・円買いが出やすかった。また、日銀による早期の政策正常化観測がくすぶっていることも影響し、ドル円相場は午前10時00分過ぎに一時146円25銭まで下押した。その後は時間外取引で米金利低下に一服感が出たことを手掛かりにドルは下げ渋る動きとなったが、日本時間今晩に1月の米雇用統計の発表を控えているとあって戻りは限定的。模様眺めムードが広がるなか、午後は概ね146円台半ばで方向感なく推移した。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0878ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0085ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=159円29銭前後と同85銭程度のユーロ高・円安で推移している。
出所:MINKABU PRESS