マクニカHDは軟調、グローセルへのTOB価格引き上げによる短期的な業績影響を懸念
マクニカホールディングス<3132>は軟調推移。29日の取引終了後、24年3月期の期末配当予想について、従来の計画から30円増額して110円とすると発表した。取得総数100万株(自己株式を除く発行済み株式総数の1.65%)、取得総額50億円を上限とする自社株買いの実施も公表した。一方、マクニカHDは傘下のマクニカによるグローセル<9995>への株式公開買い付け(TOB)の開始についても発表。TOB価格は昨年11月に公表された645円から750円に引き上げられた。マクニカHD株は、買収費用の増加による短期的な収益へのネガティブな影響を懸念した売りが重荷となったようだ。
自社株の取得期間は1月30日から3月22日まで。年間配当予想は190円(前期比50円増配)となる。24年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算は、売上高が前年同期比4.2%増の8003億300万円、最終利益が同20.0%増の351億5800万円だった。
出所:MINKABU PRESS
自社株の取得期間は1月30日から3月22日まで。年間配当予想は190円(前期比50円増配)となる。24年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算は、売上高が前年同期比4.2%増の8003億300万円、最終利益が同20.0%増の351億5800万円だった。
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