井関農機---水田用自動抑草ロボット「アイガモロボ」の抑草効果を発表
井関農機<6310>は23日、農研機構、有機米デザイン、東京農工大学と水田用自動抑草ロボット「アイガモロボ」(以下アイガモロボ)の使用により、雑草の発生量が水稲の収量に影響を及ぼさない程度に抑えられることを発表した。
アイガモロボの導入により、導入しない場合と比べて、収量は平均10%増加し、機械除草の回数が58%減少したことから、化学合成農薬を使用しない水稲有機栽培では雑草防除に係る作業時間と作業負担が大きな課題となる中、省力的な雑草防除技術としての活用が期待される。
今回の発表は、全国36か所でアイガモロボの抑草効果を確認する実証試験によるもので、同社は2023年よりアイガモロボの販売を行っている。
《SO》
提供:フィスコ