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日経平均は大幅続伸、半導体株がけん引し33年11カ月ぶりの36500円台まで上昇/相場概況


19日の米国株式市場は上昇。395.19ドル高(+1.05%)の37863.8ドル、ナスダックは255.32ポイント高(+1.70%)の15310.97、S&P500は58.87ポイント高(+1.23%)の4839.81ポイントで取引を終了した。1月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が予想を大きく上回ったため長期金利が上昇し、ダウ平均は小幅に下落する場面もあったが、前日に続き人工知能(AI)向け需要への拡大期待から半導体関連やハイテク株への買いが入り相場の上昇をけん引。ダウ平均・ナスダックともに堅調に推移し、ダウは過去最高値を更新した。

 良好な外部環境を背景に、東京市場は買い優勢で取引を開始した。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が連日の大幅高となったことから、アドバンテスト<6857>、東エレク<8035>など半導体株が上げ幅を拡大。日経平均は半導体株の上昇を背景に、寄付きから1月17日につけた取引時間中の高値36239.22円を上回った。TOPIXコア30銘柄など時価総額の大きい銘柄だけではなく幅広い銘柄が買われ、日経平均は33年11カ月ぶりの水準である36500円台まで上昇し、高値圏で取引を終えた。

 大引けの日経平均は先週末比583.68円高(+1.62%)の36546.95円となった。東証プライム市場の売買高は14億8464万株、売買代金は4兆2146億円だった。セクターでは、不動産業、保険業、ゴム製品、建設業、証券・商品先物取引業などが上昇した一方、パルプ・紙、石油・石炭製品の2業種のみ下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は88%、対して値下がり銘柄は10%となっている。

 日経平均採用銘柄では、アドバンテスト、東エレクのほか、ルネサスエレクトロニクス<6723>、スクリーンHD<7735>が大幅高となった。また、三井不動産<8801>、住友不動産<8830>、東急不動産ホールディングス<3289>など不動産株の上げも目立つ。このほか、一部証券会社のレポートを材料にヤマハ発動<7272>が買い優勢となった。日経平均採用銘柄以外では、一部調査会社がカバレッジを開始したことからアカツキ<3932>が買われた。

 一方、リクルートHD<6098>、任天堂<7974>、オリンパス<7733>がさえなかったほか、宝ホールディングス<2531>、アサヒグループ<2502>も弱かった。
《FA》

 提供:フィスコ

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