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東京株式(大引け)=678円高、先物主導で上げ足加速し3万4000円台半ばへ

 10日の東京株式市場はリスク選好の地合いが継続、日経平均は先物主導で大きく水準を切り上げ3万4000円台を大きく回復した。

 大引けの日経平均株価は前営業日比678円54銭高の3万4441円72銭と大幅高で3日続伸。プライム市場の売買高概算は15億6222万株、売買代金概算は4兆664億円。値上がり銘柄数は1051、対して値下がり銘柄数は537、変わらずは69銘柄だった。

 きょうの東京市場は想定外の強さを発揮した。前日の欧州株市場で主要国の株価が総じて軟調だったほか、米国株市場でもNYダウが4日ぶりに反落するなど利益確定売り優勢の地合いだったが、外国為替市場で円安に振れたことなどを追い風に半導体関連などを中心に日経平均は上値指向を鮮明とした。先物主導のインデックス買いで上げ幅を一気に広げ、一時700円を超える上昇で3万4500円台まで水準を切り上げる場面もあった。引けはやや伸び悩んだとはいえ、3万4400円台で着地し、バブル崩壊後の高値を連日で更新している。ただ、個別株は若干買い疲れ感も垣間見られ、値上がり銘柄数は後場に入ってやや数を減らし、全体の63%を占めるにとどまった。一方、売買代金は連日で4兆円大台を上回るなど活況だった。

 個別では、きょうも群を抜く売買代金をこなしたレーザーテック<6920>が上値を追ったほか、東京エレクトロン<8035>、ディスコ<6146>など半導体製造装置関連が高い。三菱重工業<7011>が頑強な値動きを示し、JT<2914>も商いを膨らませ堅調。ソニーグループ<6758>が上昇し、第一三共<4568>、エーザイ<4523>なども値を上げた。小松マテーレ<3580>、壱番屋<7630>が値を飛ばしたほか、さくらインターネット<3778>も物色人気。東京エレクトロン デバイス<2760>も大きく水準を切り上げた。

 半面、野村マイクロ・サイエンス<6254>が利益確定売りで小安く引けたほか、富士通<6702>が下値を試す展開に。商船三井<9104>も冴えない。ネクステージ<3186>が急落、ウエルシアホールディングス<3141>も大幅安。三井E&S<7003>、三井海洋開発<6269>などの下げも目立った。ヨンドシーホールディングス<8008>、霞ヶ関キャピタル<3498>も売られた。

出所:MINKABU PRESS

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