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ユーロ週間見通し:底堅い値動きか、ECBの政策方針にらみも円売りがサポート


■弱含み、米国の早期利下げ観測は後退

先週・今週のユーロ・ドルは弱含み。昨年12月最終週に1.1139ドルまでユーロ高に振れたものの、年明け後は雇用関連指標の改善などを受けて米国の早期利下げ観測は後退。また、ユーロ圏経済の減速が警戒されたことでリスク選好的なユーロ買いは縮小し、1月5日の取引で1.0877ドルまで売られた。取引レンジ:1.0877ドル-1.1139ドル。

「もみ合いか、米欧金利差縮小の思惑後退も

来週のユーロ・ドルはもみ合いか。ユーロ圏の経済指標は底堅い内容が目立ち、回復期待のユーロ買いに振れやすい。ただ、昨年12月に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)は引き締め継続の余地があると議事要旨で明らかになり、米欧金利差縮小の思惑は後退し、ドルは売りづらい。米インフレ指標が高止まりなら利下げ観測の後退でドル高がユーロを下押し。

予想レンジ:1.0800ドル-1.1100

■強含み、日欧金利差縮小の思惑は後退

先週・今週のユーロ・円は強含み。日本銀行は現行の金融緩和策をただちに修正する用意はないことから、年明け後に日欧金利差縮小の思惑は一段と後退し、一部でリスク選好的なユーロ買い・円売りが観測された。米ドル・円相場が円安方向に振れたことも影響したようだ。取引レンジ:155円08銭-159円00銭。

■底堅い値動きか、ECBの政策方針にらみも円売りがサポート

来週のユーロ・円は底堅い値動きか。ユーロ圏消費者物価指数は高止まり、欧州中央銀行(ECB)の金融引き締め継続を期待したユーロ買いに振れやすい。底堅い経済指標もユーロ買いの支援材料となりそうだ。一方、日本銀行は大規模緩和政策を継続する方針を堅持し、円売りは継続。ドル・円は上昇基調に転じ、ユーロ・円も追随した値動きに。

○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
・9日:11月失業率(10月:6.5%)

予想レンジ:154円00銭-159円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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