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ダウ平均は反発もナスダックはマイナス圏 IT・ハイテク株への売り続く=米国株序盤

NY株式4日(NY時間10:44)(日本時間00:44)
ダウ平均   37628.51(+198.32 +0.53%)
ナスダック   14575.71(-16.50 -0.11%)
CME日経平均先物 33455(大証終比:+225 +0.67%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は反発している半面、IT・ハイテク株は利益確定売りが続いており、ナスダックはマイナス圏での推移となっている。今年に入ってIT・ハイテク株の下げを主導しているアップル<AAPL>が4日続落しており、冷や水を浴びせているようだ。アナリストのレポートでアイフォーンの販売への懸念が高まっているが、本日も別のアナリストから同様のレポートが出ていた。

 「米株式市場は昨年の上昇でポジショニング、センチメント、そのすべてがかなり伸びている。ちょうどその反動が来る時期だ」との声も聞かれた。

 なお、取引開始前に12月のADP雇用統計や米新規失業保険申請件数が発表され、雇用の底堅さが示されていたものの、明日に米雇用統計を控えていることもあり、米株式市場の反応はいまのところ限定的。

 取引開始前にウォルグリーン<WBA>が9-11月決算(第1四半期)を発表し、予想を上回ったものの、同時に四半期配当の48%の減配を発表。株価は売りが強まっているが、減配は格付け機関の背景を考慮すれば必要なことであり、約8億ドルのキャッシュフローを確保できると好意的な受け止めも出ている。時間外で株価は上昇していた。

ウォルグリーン<WBA> 23.01(-2.57 -10.03%)

アップル<AAPL> 181.25(-3.00 -1.63%)
マイクロソフト<MSFT> 371.86(+1.26 +0.34%)
アマゾン<AMZN> 146.21(-2.27 -1.53%)
アルファベットC<GOOG> 139.79(-0.57 -0.41%)
テスラ<TSLA> 241.95(+3.50 +1.47%)
メタ・プラットフォームズ<META> 344.50(+0.03 +0.01%)
AMD<AMD> 136.49(+1.17 +0.86%)
エヌビディア<NVDA> 479.64(+3.95 +0.83%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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