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今日の為替市場ポイント:米早期利下げ観測でリスク選好的なドル買い拡大の可能性低い


22日のドル・円は、東京市場では141円87銭から142円56銭まで反発。欧米市場では141円89銭まで売られた後、一時142円66銭まで反発し、142円50銭で取引終了。本日25日のドル・円は主に142円台で推移か。米国では来年前半に利下げが開始される可能性が高まっており、リスク選好的なドル買い・円売りがただちに拡大する可能性は低いとみられる。

米連邦準備制度理事会(FRB)による早期利下げ観測が広がっているが、日本銀行が現行の金融緩和策を早い時期に修正するとの見方は広がっていない。日米金利差は来年後半にかけて縮小していく可能性はあるものの、リスク選好的な円売りがただちに縮小する可能性は低いとみられる。なお、神田財務官は先週12月21日、日本記者クラブで講演し、今年のドル・円相場について「通貨当局と市場のコミュニケーションなどの問題があり円安が止まらなくなったが、今は米国の利下げ期待でドル安基調になっている」と指摘した。神田財務官は円安の要因について「日米金利差を材料にしたキャリートレードを含めた投機がある」、「その時々で要因は違うが、長期的には潜在成長率や相対的貨幣価値などの議論がある」と述べている。同氏は貿易赤字が続いていることも円安の一因であると考えているようだ。

《CS》

 提供:フィスコ

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