LeTech---1Qは大幅な増益、不動産ソリューション事業・不動産賃貸事業が好調に推移
LeTech<3497>は15日、2024年7月期第1四半期(23年8月-10月)決算を発表した。売上高が前年同期比72.6%増の35.58億円、営業利益が同50.5%増の2.10億円、経常利益が0.90億円(前年同期は0.67億円の損失)、四半期利益が0.86億円(同0.68億円の損失)となった。
不動産ソリューション事業の売上高は前年同期比84.4%増の33.12億円、セグメント利益は同15.7%増の3.59億円となった。主要ブランド「LEGALAND」の販売に加え、インバウンド需要の回復も追い風となり、同社が開発・運営を行ってきた大阪のホテル物件が売却となったことにより、当第1四半期は前年同期と比較して増収増益となっている。
不動産賃貸事業の売上高は同11.2%増の2.46億円、セグメント利益は同4,971.0%増の0.58億円となった。当第1四半期においては、インバウンド需要の回復を背景として、同社の保有する大阪の民泊マンション・京都のホテル物件の収支が大きく改善し、前年同期と比較して増収増益となっている。
2024年7月期通期の業績予想については、売上高が前期比33.8%増の214.00億円、営業利益が同7.7%増の15.00億円、経常利益が同21.7%増の10.00億円、当期純利益が同11.4%減の10.30億円とする期初計画を据え置いている。
また、2024年7月期期末配当を未定としていたが、第1四半期の利益確保が達成されていることや、通期業績予想数値の達成確度が高まったことから1株あたり期末配当予想を41.00円とすることを発表した。同社の前期2023年7月期の期末配当実績は1株あたり32円であり、+9円(+28.1%)の増配となっている。
《SI》
提供:フィスコ