日東網が急反落、上期最終利益は大幅増益も材料出尽くし感
日東製網<3524>が急反落している。12日の取引終了後に発表した第2四半期累計(5~10月)連結決算は、売上高99億8300万円(前年同期比17.4%増)、営業利益1億5500万円(前年同期1000万円の赤字)、純利益2億9500万円(前年同期比2.4倍)と最終損益が大幅増益となったものの、前日まで大幅続伸していたことから材料出尽くし感から利益確定売りが出ているようだ。
漁業者の投資意欲回復に伴い、定置網部門や旋網部門の売上高が増加したほか、陸上部門でも獣害防止ネットや陸上ネットの施工工事の受注が堅調だった。また、顧客ニーズに合った製商品の短納期化を推進したことや、円安による為替差益及び生命保険や漁獲共済などの受取保険金が発生したことも寄与した。
なお、24年4月期通期業績予想は、売上高200億円(前期比3.6%増)、営業利益5億円(同81.4%増)、純利益2億円(同3.9倍)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
漁業者の投資意欲回復に伴い、定置網部門や旋網部門の売上高が増加したほか、陸上部門でも獣害防止ネットや陸上ネットの施工工事の受注が堅調だった。また、顧客ニーズに合った製商品の短納期化を推進したことや、円安による為替差益及び生命保険や漁獲共済などの受取保険金が発生したことも寄与した。
なお、24年4月期通期業績予想は、売上高200億円(前期比3.6%増)、営業利益5億円(同81.4%増)、純利益2億円(同3.9倍)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS