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株価指数先物【寄り前】 FOMC結果待ちながらロング優勢の展開


大阪3月限ナイトセッション
日経225先物 32860 +150 (+0.45%)
TOPIX先物 2356.5 +8.0 (+0.34%)
シカゴ日経平均先物 32865 +155
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

 12日の米国市場は、NYダウ S&P500ナスダックの主要な株価指数が上昇。11月の米消費者物価指数(CPI)はコア指数が前月比0.3%上昇、総合指数は同0.1%上昇だった。CPIの発表直後に長期金利が上昇する場面も見られたが、概ね市場予想通りの内容だったことで、米利上げ局面が終了するとの見方が相場を支えた。S&P500業種別指数は半導体・同製造装置、商業サービス・用品、保険が上昇した一方で、エネルギー、自動車・同部品、電気通信サービスが下落。

 シカゴ日経平均先物(3月限)清算値は、大阪比155円高の3万2865円だった。日経225先物(3月限)は日中比10円安の3万2700円で始まり、直後に付けた3万2690円を安値に切り返しており、3万2710円~3万2810円処で保ち合いを継続。米国市場の取引終盤にかけてレンジを上放れ、3万2860円とナイトセッションの高値で取引を終えた。

 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い優勢の展開が見込まれる。日経225先物はナイトセッションで高値引けとなったが、概ね狭いレンジでの保ち合いであり、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとして、積極的にポジションを傾けてくる動きは限られそうだ。

 ただし、米国市場では主要な株価指数が4営業日続伸と強い基調が継続しており、ショートは仕掛けづらいだろう。下値の堅さが意識されるなか、ボリンジャーバンドの-1σと25日移動平均線によるレンジ推移のなかで、25日線を捉えてくる可能性がありそうだ。昨日は買い先行で始まったものの、その後は目先的な達成感もあってロングを解消する動きだった。25日線をキープできなかったが、再び同線を捉えてくるようだと、ショートカバーを誘う流れが強まりやすい。

 そのため、下値の堅さを見極めつつ、押し目狙いのスタンスになりそうだ。また、米国市場ではエヌビディア<NVDA>など半導体株の一角が買われており、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の支援材料になるだろう。オプション権利行使価格の3万3500円~3万3000円のレンジを想定し、25日線を捉えてくる局面では、権利行使価格の3万2875円~3万3375円のレンジに向かわせそうだ。

 VIX指数は12.07(前日は12.63)に低下した。一時11.81まで下げる場面も見られた。下へのトレンドからショートカバーが強まる可能性は高まったであろう。転換ポイントになることも考えられ、FOMC通過後には一段の低下、もしくは急反発といったトレンドが出やすくなったとみておきたい。

 なお、昨日のNT倍率は先物中心限月で13.92倍に上昇した。一時13.98倍まで上昇する場面もあったが、値がさハイテク株などが買い一巡後に上げ幅を縮めた影響もあり、積極的にNTロングでスプレッドを取りに行く動きは限られていた。ただし、75日線を上回って推移していたほか、米半導体株の上昇を受けて、ややNTロングが意識されてきそうである。

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