明日の為替相場見通し=日米金利差の縮小を意識
今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、日米金利差の縮小を意識しながらの展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=145円00銭~146円30銭。
この日の東京市場でドル円相場は、財務省が実施した30年債入札が不調な結果となったことをきっかけに10年債利回りが上昇すると、日米金利差の縮小が意識されるかたちでドル売り・円買いが活発化した。日本時間今晩に発表される前週分の米新規失業保険申請件数で労働市場の過熱感が一段と和らげば、米連邦準備理事会(FRB)による利上げ終了観測が更に強まるとともに米金利の先高観が後退し、ドルに売り圧力がかかりそうだ。ただ、あす8日に公表される11月の米雇用統計を見極めるまでは一方向には持ち高を傾けにくく下値は限定的となるだろう。
このほか、今晩には7~9月期のユーロ圏域内総生産(GDP)改定値、10月の米卸売在庫・売上高、10月の米消費者信用残高が発表される予定となっている。
出所:MINKABU PRESS
この日の東京市場でドル円相場は、財務省が実施した30年債入札が不調な結果となったことをきっかけに10年債利回りが上昇すると、日米金利差の縮小が意識されるかたちでドル売り・円買いが活発化した。日本時間今晩に発表される前週分の米新規失業保険申請件数で労働市場の過熱感が一段と和らげば、米連邦準備理事会(FRB)による利上げ終了観測が更に強まるとともに米金利の先高観が後退し、ドルに売り圧力がかかりそうだ。ただ、あす8日に公表される11月の米雇用統計を見極めるまでは一方向には持ち高を傾けにくく下値は限定的となるだろう。
このほか、今晩には7~9月期のユーロ圏域内総生産(GDP)改定値、10月の米卸売在庫・売上高、10月の米消費者信用残高が発表される予定となっている。
出所:MINKABU PRESS