日経レバは3日続落、直近の信用買い残は増勢に転じるも下値模索の動き続く
NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>は3日続落、前週から下値模索の動きにあり、きょうは一時2万400円台まで水準を切り下げ2万円大台攻防も早晩意識される流れとなっている。日経平均株価に連動する仕組みで組成されたETFで、価格変動率が日経平均の2倍に基本設定されていることで、全体相場に方向性が出てくると、個人投資家が先物を売買する感覚で参戦する傾向が強い。日経平均はここ上値の重い展開を強いられており、きょうはフシ目の3万3000円台を割り込む場面もあった。ここまで米株高に牽引されてきたものの、国内に買い手掛かり材料が乏しく、ひと頃より先高期待が後退している。日経レバの信用取組では11月以降は買い残の整理(残高減少)が続いていたが、直近データである11月24日時点では再び買い残が増加に転じている。値ごろ感からの買いに動く投資家が増えていることを物語るが、その思惑に反し今週に入ってからも日経平均は下値を探る展開が続いている。
出所:MINKABU PRESS
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