アドテストは売り先行、ダウ急伸もエヌビディア株変調で上値重い展開に
アドバンテスト<6857>がやや売り先行の展開。前日の米国株市場ではNYダウが500ドルを超える大幅高をみせたものの、足もとで米長期金利が上昇しており、ハイテク系グロース株には逆風となった。半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も反落したが、特に画像処理半導体大手のエヌビディア<NVDA>が2.8%安に売られ大陰線を引いたことで、東京市場でもエヌビディアへの製品納入などで取引が活発なアドテストの株価にネガティブに作用している。アドテストはGPU向けテスターで圧倒的シェアを誇っており、エヌビディアの業績と連動しやすい。ここエヌビディアの株価が頭打ちとなっていることで、警戒感が働いているもようだ。
出所:MINKABU PRESS
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